Friday, March 27, 2009

# 元校長、FXで1億脱税 大阪国税局が告発

外国為替証拠金取引(FX)で2006年までの3年間に得た利益約3億1200万円を申告せず、所得税約1億700万円を脱税したとして、大阪国税局が所得税法違反の疑いで和歌山県橋本市の中村安雄・元小学校長(71)を和歌山地検に告発していたことが26日、分かった。  追徴税額は重加算税を含め約1億4500万円とみられ、元校長は修正申告に応じたもようだ。 FXは証拠金の数百倍の取引ができるハイリスク・ハイリターンの金融商品。 関係者によると、元校長は定年退職後の03年秋ごろから、店頭金融先物取引会社2社を通じて豪州ドルなどの外貨を売買。04年に約3200万円、05年に約9600万円、06年は約1億8400万円の利益を得たが、年金収入しか申告しなかったとみられる。